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はじめての方へ

はじめまして。
ease life navi を書いている、とむ(TOM)です。

福祉の現場で長く働きながら、実家の父と母の対応をしています。
このページでは、わたしがこのブログを始めた理由と、どこから読むとよいかをご案内しますね。

福祉の仕事をしているのに、親のことでは戸惑ってばかりでした

ここ数年で、父、母が立て続けに救急車で運ばれました。
ある日の早朝、玄関先で父が突然倒れていたんです。
その1か月後に、今度は母が。

病院に駆けつけると、次々に聞かれます。

  • これまでにかかった病気は?
  • 飲んでいる薬は?
  • 入れ歯は上下ありますか?

……答えられなかったんです。
なんとなく「前に入院したよね」くらいは覚えている。でも、それが何年前で、何という病名だったのかはうろ覚え。
頼りになると思っていた母も答えられませんでした。

母が再び倒れた時、治療について、その場で決めなければならない場面がありました。
(ああ、福祉の仕事で聞いてはいたけれど、本当にこんなことを聞かれるんだ…)

自分の親のことになると、頭が真っ白でした。

それでも、仕事をしていてよかったと思えたこともあります。
入院から退院までの大まかな流れと、何を準備すればいいかの見通しが立ったこと。
状態のちがう父と母が同じ時期に退院することになっても、あわてずに準備を間に合わせることができました。

それから、少しずつ「わたしの役目」が増えました

父が倒れ、母も倒れてからは、父と母の介護サービス全体を、わたしが把握するようにしました。
どちらに何が必要か。いつ、どのくらい使うのか。誰にお願いするのか。
一つずつ組み上げていきました。

そして、家のお金を回していたのは、ずっと母でした。
その母がまた倒れ、支払いはどうしたらいいのか、焦りました。

(通帳、どこ? この引き落としは何? この土地、うちのだったの?)

そこから、お金の流れや、土地などの財産の把握も始めました。

分からないことだらけで、調べては立ち止まり、また調べての繰り返し。
でも、ひとつずつ分かっていくと、腹が決まってきました。

介護を引き受ける人には、遅かれ早かれ、そういう瞬間が来るのだと思います。

このブログで書いていること

あのとき、わたしを助けてくれたのは「次に何が起きるか」の見通しでした。
先が見えるだけで、人はずいぶん落ち着けます。

でも、介護のことも、お金や制度のことも、調べると難しい言葉ばかり。
「調べたけど、書いてあることが難しくて分からなかった」という声を、仕事でも、身近な人からも、たくさん聞いてきました。

このブログでは、現場と制度のあいだを、やさしい言葉で翻訳しながら、暮らしと福祉の困りごとをちょっとラクにする工夫を書いています。
むずかしい言葉は、なるべく使いません。

書いているのは、この5つです。

  • 福祉のはなし:福祉の制度や、福祉の仕事のこと
  • 介護と後見:親の介護のこと、成年後見人のこと
  • 食と暮らし:卵や牛乳を使わないごはんとおやつ、使っている道具のこと
  • 親のごはん:介護の食事と、親のお弁当のこと
  • 働き方:分野をまたいで転職した、わたしの経験

どこから読めばいい?

いまの困りごとに近いものから、読んでみてください。

「親の介護が始まりそう。まず何をすればいい?」
→ 【図解】介護保険の申請の流れ|7ステップと必要書類をやさしく解説

「デイサービスをすすめられたけど、どこを選べばいいの?」
→ デイサービスの選び方|1軒ずつぜんぜん違う。父に合う場所を選ぶとき、わたしが見ていたもの

「そもそも『福祉』ってなに? というところから知りたい」
→ 日本の社会福祉ってなに?やさしい言葉でゼロから解説

迷ったら、まずは介護保険の申請の流れからどうぞ。
記事はこれから少しずつ増やしていきます。

書いている人

とむ / TOM

福祉の現場で長く働いています。社会福祉士などの資格を持っています。
実家の父と母の対応をしながら、毎日、父の夕食のお弁当をつくっています。
家族に食物アレルギーがあるので、卵や牛乳を使わないごはんやおやつづくりも、長いおつきあい。
最近は、AIを使って暮らしの手間を減らす工夫にもはまっています。

「難しくて分からない」を、ひとつずつほどいていけたらうれしいです。